「4コママンガ」小学館グッドゲームズを娘(7才)と漫画家さんと遊んでみたらシュールで面白かった
こんにちは、ウタウろぼ(プロフィールはこちら)です。
今回は、出版社である小学館(小学館グッドゲームズ)が作成した「4コママンガ」というボードゲームの紹介と感想です。一度、ボードゲーム会で遊んだことがあり、娘(当時6才)が気にいってたのを記憶していました。縁があって友達からいただけることになったので、早速遊んでみました。
出版社らしく、遊び方説明書の最後に「2022年4月27日 初版第1刷発行」と記載ありました(笑)。
本当に新たなボードゲームがどんどんと色んな所から生み出されていますね、嬉しい限りです!
想像つくかもしれませんが、どんな世界観のゲームかと言いますと
ズバリ言いますと、面白い4コマ漫画を作ろう!!です。
ただ、一からネタを考えて、絵を描いてというわけではないのでご安心ください。
あらかじめ準備されているコマカード(絵とセリフが描いてある1コマ)を、並べて4コマ漫画を完成させて面白い作品にしようがコンセプトです。
ゲームの遊び方は?協力して作品を作るけど・・・個人勝負!
3〜6人で遊べるこのゲーム。
流れとしては、1ラウンドごとに1人が読者係(作品評価)になり、その他のプレイヤーが協力して作品を作っていきます。
4本完成したら、読者係が「人気一位」と「打ち切り」の作品を1本ずつ決めます。
その結果、「人気一位」の作品を担当したプレイヤーはヒトコマごとに得点がもらえます、「打ち切り」に携わったプレイヤーは逆にコマごとに点がマイナスとなります。
自分が面白いように作るだけではなく、その時その時の読者係のツボを狙うのが勝利への近道かもしれません。
全てのプレイヤーが1回ずつ読者係をしたらゲーム終了!合計得点で争います。
漫画家さんの気持ちがわかるかも?
180枚あるコマカードがランダムで何枚か配られて、その手持ちカードの中から1枚ずつ順番に作品を作っていくのですが、手番では1コマしか置けないのと1コマめから順番に置くというルールがあります(いきなり4コマめに置けません)。
したがって、自分1人で全てのコマを担当することはほとんどないでしょう。
思い通りにいかない、そのネタにおけるコマがないなど葛藤させられます。
ネタが思い通りにいかない漫画家さんの気持ちが味わえました(こんなもんじゃないと怒られそうですが)
置いた後のみんなの反応とか気になります(なにせ今回はプロが相手でしたし(汗))
小学生(6才以上)が遊ぶのにちょうどいい感じ
遊んでみた印象ですが、小学生と一緒に遊ぶもしくは小学生だけで遊ぶのが楽しめると思いました。
きちんとフリガナがふってありますし、ネタがそこまでキツくなかった(子どもウケしそうなネタ多め?)ので対象年齢は低めかなと思います。
設定も6才以上となっているので、狙い通りという感じですね。
ということで、マンガ好きの娘(7才)にはドストライクでありました。
ある程度、マンガや絵本を読める子であれば、楽しめると思います!
まとめ(まさに子供と遊べるゲーム)
この「4コママンガ」というゲームは、まさに子供と一緒になって大笑いして遊ぶといいな!と思いました。
全員年齢が高いとキビシイかな〜(まだ遊んだことないのになんですが)。
例えば、対象年齢高めバージョンなど色々なテーマがあったりしても面白いかもです。
コマカードいっぱい描くのは大変かもしれませんが(笑)
おまけ・・・サイズ確認のコーナー
まずは、メインで大活躍するコマカード(180枚)からです。
イラストを担当した「ココナス☆ルンバ」さんのコメントに苦労の跡が滲み出てます。
「いや〜、最初はゲームのルールも知らないまま意味不明のコマを書き続ける日々でしたね」一から考えてくれたのでしょうか?おつかれさまでした。
一辺54.6mmの正方形、プレイするにはちょうど良いサイズで、シャッフルするにはちょっと小さいかなという感じです。
続いては、得点チップ(48枚)です。
1〜4点(裏面がマイナス点)まで各6枚ずつあり、これを各ラウンド獲得して最後集計します。
一辺18.6mmの小さめサイズです。
遊んでみて思ったのですが、これは準備するのに手こずりました。
小さくて、各点ごとに分けて積み重ねて並べないといけないため細い丁寧な作業が必要です。
割り切って、各得点一枚だけ並べてしまい得点計算はチップやホワイトボードなどでやると楽かもしれませんね(確認済みです!)。
使用するカードをどのくらいの大きさにするのかは、プレイのしやすさやゲームスペースの大きさに関わってくるので難しいですね。
最後に、マンガ家マーカー(36枚)です。
直径14.9mmとこちらも得点チップ並みに小さくなっております。
ただ、誰がこのコマを担当したのかを示す重要な役割を持っているので、きちんと分けましょう。
以上でおまけコーナー含め、今回の紹介とさせていただきます。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました!